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今宿の欠かせない生活の足、「なぎさ号」 その現状と、守り続ける努力について

今宿の欠かせない生活の足、「なぎさ号」

その現状と、守り続ける努力について

写真=岩本社長・横川千夏・時川碧海・服藤悠一郎 文=服藤悠一郎

姪浜タクシーは、福岡市西区を中心に、タクシー・貸切バス・路線バスを運行する会社です。特に路線バスの「なぎさ号」は、今宿に住む人々の生活の足として、重要な役割を担っています。そんな姪浜タクシーの実情と取り組みについて、岩本社長にお話を伺いました。

岩本社長

「なぎさ号」とは

ナンバープレートをよく見ると「・793」…そう、「なぎさ」なのです!

「今宿姪浜線」とは、姪浜駅北口~今宿駅前~今宿野外活動センターを結ぶバス路線です。姪浜駅北口~今宿野外活動センターが、平日9往復・土日祝日8往復、今宿駅前~今宿野外活動センターが平日1往復設定されており、乗車定員32人(座席定員18人・立席14人)の小型バス「なぎさ号」で運行されています。

主な利用者は、買い物や通院をされる地元の方々です。筆者が乗車した時も、マルキョウがある青木入口と、住宅地に近い上青木の停留所で、乗り降りが多かったように思います。また、利用者の多くが回数券を利用されていました。車内でお話を伺うと、自分では運転されない高齢の方が、頻繁に利用していると答えて下さいました。今宿に住む人々の多くが車で移動する中で、バスを必要としている人が、数は少なくとも確かにいらっしゃいます。

元々この区間は、昭和バスの路線でした。しかし、青木・上ノ原は今宿でも特に人口減少率・高齢化率が高い地域であり、収支の悪化から昭和バスが平成17年に路線廃止を申し出ます。そこで、平成18年に地域住民・姪浜タクシー・福岡市による連絡協議会が発足し、姪浜タクシーが運行を担い、福岡市が経費を補助して路線を維持する、現在の体制に移行しました。

路線存続の在り方について検討するため、同年に9人乗りのハイエースを使用した実証実験が行われました。その中で、1便に15人ほどの需要があることが分かり、小型バスでの運行が始まりました。しかし、その後も沿線人口の減少が進行し、運営は厳しい状況にあります。

フリーパス「通行手形」

デザインが新しくなった「通行手形」。叶嶽神社の神紋が入りました。「なぎさ号」の名前は、利用者の公募で選ばれたもので、他には「かのう号」という案もあったそうです。

定期的な利用者の減少が今後も見込まれる中、沿線内外の人々に観光利用してもらおうと、姪浜タクシーでは日曜・祝日限定のフリーパス「通行手形」を発行しています。「なぎさ号」の沿線には、生の松原にある防塁や叶嶽神社などの見どころや、今宿野外活動センターという体験施設があり、これらを訪れる際になぎさ号を利用してもらうことが目的です。この「通行手形」には特典がついており、沿線の飲食店で提示するとサービスを受けられる企画「麵街道の旅」を行っています。また、この「通行手形」を野外活動センターで提示すると、スポーツ用具の貸し出し、または利用料金の割引を受けられます。

コロナ禍での取り組み

海とヨットをイメージした車体側面のロゴは、社長がデザインされたそうです。ベースの白は、ただの白ではなく「純白」という特別な塗装だとか。取材の中で、姪浜タクシーが保有されている様々なバスについて紹介して頂きました。写真の3台は、約35人乗りの中型デラックス車。

新型コロナウイルスの影響を受けて、「なぎさ号」の利用者数が、令和2年度は前年度に比べて3割以上落ち込み、特に土曜日・日祝日の利用者数は5割近く減少する、深刻な状況となりました。また「なぎさ号」に限らず、貸切バスの需要が減少し、整備費用が会社の経営を圧迫しています。

そこで姪浜タクシーでは、人々が外出を控える中でも、野外活動センターの駐車場が土日ごとに満車になることに注目しています。なぜなら同センターでは、主に家族連れを対象とした様々なイベントを開催しており、また同センターはハイキングコースのスタート地点として知られているため、多くの人々が訪れるからです。実際、コロナ禍に入ってから利用者が増えたそうです。密回避が叫ばれる中、アウトドア体験に対する関心の高まりに驚いたと、社長はおっしゃいます。令和3年度は、自家用車で同センターを訪れる利用者になぎさ号を使ってもらおうと、ハイキングと食事を組み合わせたツアーを企画しています。

今後は、沿線の魅力を大学生にも知ってもらい、貸切バスの利用につなげたいと意気込んでいらっしゃいました。今宿にお住まいの方もそうでない方も、バスを利用して、「密」にならない余暇を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

野外活動センターから眺める今宿の景色。

姪浜タクシーからのお知らせ

姪浜タクシーでは、スマホ向け無料配車アプリ「西タクInfo」を公開しております。お名前とお電話番号を登録して頂くと、通話もしくは画面の操作でタクシーを依頼することができます。「なぎさ号」の時刻や沿線のイベントについても、アプリからご確認ください。

ダウンロードは、こちらのQRコードから。ぜひご利用ください。

https://smappon.jp/bv04iw03

リンク

・姪浜タクシー:http://www.meinohama.co.jp/ 

※「なぎさ号」については、「路線バス事業」からご確認ください。

・今宿野外活動センター:http://imajuku-yagai.jp/

※新型コロナウイルスの流行を受けた施設の利用状況につきましては、最新の情報をご確認ください。

受講生の記事をご紹介!(今宿プロジェクト 楽しく学べるワークショップ講座)

8月23日から9月10日に渡って行われた「今宿プロジェクト 楽しく学べるワークショップ講座」にて、今宿在住の受講生の方々が記事を執筆しました。デビュー作となりますが、どれも書き方に工夫が見られ、今宿在住の方も、それ以外の方も、とっても楽しく読めますので、ぜひご覧ください!
「こんなところが!?」「こんな人が!?」となること間違いなしです♪

今宿のよかとこ

よかとこ① 今宿の生産者直売所 新選一番

よかとこ② 稲に願いを 今宿田んぼアート

よかとこ③ 来場者1500人以上? 毎年盛大に開催!!「今宿小子どもまつり」

よかとこ④ SDGsへの貢献 「住み続けられるまち」今宿

よかとこ⑤ 願いが叶う土鈴が生まれた物語

今宿のよかひと

よかひと① 自然と人間同士との温かい共生

よかひと② 人と人との出会いを求めて

よかひと③ ダイバーだからできる挑戦!海の生き物の魅力と課題を発信!

よかひと④ 樹木の幹のような場所でありたい 文=疋田弥紅

よかひと⑤ 清水ポールさんへの初取材体験 文=西村 尚美

今宿プロジェクトでは、引き続き、楽しいイベントなどを企画していきます!

まだまだ投稿していきますので、これからも「今宿うみやまひと」をお楽しみに!

「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 その5「今宿のよかひと、よかとこを発信しよう!」

「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 その5「今宿のよかひと、よかとこを発信しよう!」

2021年9月10日(金)に、全5回講座の最終回「今宿のよかひと、よかとこを発信しよう!」が開催されました。

今回の講師は、第2回に引き続き、一般社団法人ママトコラボ代表理事の尾崎 恭子さん。

「今宿のよかとこ」

まずは、受講生の皆さんが「今宿のよかとこ」をテーマに書いた文章を、2~3人のグループで読み合い、意見交換をしました。
“5W1Hがしっかりしていて読みやすい”や、“数字を入れて、客観的事実に基づいた文章でよいと思った”など、これまでの講座で学んだことを踏まえて、お互いに良い部分・改善した方がよい部分などを話し合いました。

受講生の皆さんが書いた「今宿のよかとこ」は、後日公開予定ですので、楽しみにご期待ください!

次に、尾崎さんより「良い文章」を書くための考え方や、テクニックについて講義がありました。

「をかし」を感じる

“読まれる文章”には「をかし」を感じるといいます。

読んでいて音楽的・視覚的に読みやすく、読んでいて気持ちいい文章が、「をかし」を感じる文章だといいます。「漢字とひらがなのバランス」も、読みやすい文章を書く秘訣のひとつです。

①       此度はご多忙中、資料を御送り頂き、有難うございました。
②       お忙しい中、資料をお送りいただき、ありがとうございました。

上の例は、どちらが読みやすいか、一目瞭然ですよね。漢字を多く使うと博識そうですし、パソコンだと簡単に変換できてしまうため、ついついやってしまうかもしれませんが、漢字が多すぎると、とても読みづらい文章になってしまいます。「読まれる文章」を書くには、読者の読みやすさにも配慮をする必要があることを学びました。

このように、少し意識するだけで読みやすさがグッと上がる、さまざまなテクニックを教わりました。

ワークショップ講座を終えて

早いもので、全5回のワークショップ講座も修了です。
受講生のみなさんには“今回学んだことを、意識していきたい”や、“とても勉強になった”など、さまざまな感想をいただきました。
慣れないオンライン講座でしたが、回を追うごとに、受講生の意見交換が活発になっていたことが印象的でした。

また、本サイトで講座の記事を読まれたみなさまも、各回の記事はお楽しみいただけたでしょうか?
ページ下部に、コメント欄がありますので、感想など、ぜひお寄せください。

今宿プロジェクトでは、これからも“今宿がもっと好きになる”楽しい企画を考えていきます。興味がある方は、ぜひご参加ください!
そして、今宿をもっと盛り上げるため、仲間も大募集中です。バイタリティ溢れる地域の方々や、学生たちと、一緒に楽しく活動しましょう(^^)

次回はどんな記事が投稿されるのでしょうか…?
更新をお楽しみに!

「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 その4「写真の撮り方」

「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 その4「写真の撮り方」

講座その4は、記事に欠かせない「写真」

2021年9月6日、「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座の第4回を開催しました。第4回の講座内容は、写真の撮り方です。第1回は基調講演、第2回と第3回は記事に関する講座でしたので、今回は新たな分野になりますが、写真は、記事を投稿するのになくてはならない存在です。今回もオンラインでの実施ですが、参加者はパソコンの前に各自カメラやスマホを用意し、講座に臨みました。

今回の講師は、九州大学教育学部3年の時川碧海(ときかわたまみ)さん。大学での専攻は心理学ですが、写真館でもお手伝いをしているそうで、写真のセンスは今宿プロジェクトメンバーからも認められています。「今宿うみやまひと」のサイト内にも、時川さんが撮影した写真が多く掲載されており、「今宿プロジェクト」では、写真はもちろん、ライターとしても活躍しています。

写真の基本は姿勢から

講座では、写真を撮る基本姿勢から、構図の種類、光と影の調節方法などについてレクチャーがありました。水平線の補助線や明るさ調節機能のように、スマートフォンにも機能が搭載されている機能も多く、知っていれば今日から実践できるコツばかりです。参加者からは、「写真を撮るのってこんなに頭を使うのか」との声が上がっていました。質問タイムでは、講座の参加者から、逆光の対処法や、レクチャーで紹介された分割構図などについての質問が多く寄せられ、時川さんが丁寧に回答していきました。

写真を撮ってみよう!

いよいよ、実践です。参加者は、ぬいぐるみや果物など、身の回りにあるものを被写体に撮影した写真を共有します。レクチャーの内容を踏まえ、構図や光を意識した写真が多くみられましたが、講師の時川さんからは、もっと良い写真にするためのコメントが参加者に伝えられました。分割構図(写真を水平に2分割、または3分割にする構図)が活用されている写真でも、よくみるとテーブルの水平線がまっすぐになっていなかったり、被写体の一部分が切れてしまっていたりと、一見良い写真でも少し惜しい部分を指摘され、参加者は、自分の写真以外のコメントにも聞き入っていました。

「良い写真」とは?

最後に、時川さんが思う「良い写真」とは、「伝えたいものが伝わる写真」とのこと。今回の講座では、伝えたいものを伝えるために必要な基本的なノウハウをレクチャーしてくれました。構図を利用して視線を誘導したり、主題となるものが影にならないようにメリハリをつけたりと、時川さんが撮影する写真は様々なノウハウの活用とその組み合わせで作られていたことが分かります。一方で、写真を撮るのには、ノウハウだけでなく心構えも大切だといいます。それは、被写体への敬意を忘れないこと。今回の講座を通して学んだことを活かし、「今宿うみやまひと」の写真も少しずつアップグレードしていきますので、お楽しみに。

「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 その3「取材をやってみよう!」

みなさん、今までに誰かにインタビューをして記事や文章を書いたことがありますか?その時、上手にインタビューできましたか。上手に記事を書けましたか。

今年度「今宿プロジェクト」の一環として、今宿地区の「よかとこ」を発見・発信するためのライティング講座を計5回に渡っておこなっています。第一弾「子どもが誇りに思える地域ブランディング」、第二弾「すぐに書かない文章講座」に続き、9月3日に、第三弾の「取材をやってみよう!」がおこなわれました。

この講座は、地域の人々が実際に顔を合わせながら、グループで取材の練習をしたり議論したりする予定でした。しかしながら、新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、急遽オンライン開催に変更となったものでした。オンラインツールに不慣れな参加者の方々もいる中ではありましたが、参加者、講師、運営スタッフが協力し合いながらの講座となりました。

今回のテーマは「今宿に住む方々をゲストに迎え、インタピューをしてみよう!」です。講座の狙いは、より深く話を聞き出すための「聴く」質問のスキルをUPすること、記事にするための焦点化を意識すること、インタビューの実践を通して、「人の話を受け取る」を実感することです。

グループワーク中心の講座で、少し説明があったあと、アイスブレイクのようなセッションでウォーミングアップしてから、それぞれのチームに入りました。今宿在住の方々に実際インタビューをしてみるという実践型のグループワークです。インタビューした人もインタビューされた人も緊張感の中で、グループワークが進みました。

全体から見て、一言で言い表すとするならば、、、『アツい』講義でした。
まず、『アツい』講師、佐藤倫子さん。

佐藤さんは一般社団法人ママトコラボ理事であり、また非常勤講師として、大学で「ボランティア実践入門」を担当しています。また、子育て支援および子育て期の女性の能力発揮の場を提供するといった活動を、糸島市を拠点に幅広くおこなっていらっしゃいます。

佐藤さんはとても話上手で、しかも楽しい方で、参加者は彼女のトークにくぎ付け!
例えば、「話す」から「放す」へ。自分の話を一度手放す、自分の視野を広げ、客観的に自分を見直す。そうすることで、自分の人生に気づきがもたらされる。
「聞く」から「聴く」へ、「聞く」の漢字にある「門」の中で「耳」で聞くより、「聴く」の漢字のように、「耳」から「目」から「心」から聴くと、より素晴らしいことが聴こえる。
更に、インタビューの英語のつづりは、「Inter」「View」で、つまり「中」の「風景をみる」、相手の中の景色の見え方を引き出して表現する。 

素敵でしょう。私も頷きながら聞きました。いいえ、聴きました。
また、参加者も佐藤さんに負けず劣らず「アツい」です。

参加者のおひとりは、取材も書くのも得意ではないが、今宿が好きでこのような活動に参加することに意義を感じると話してくれました。ほかにも、こどもと一緒に参加してくれているお母さんもいて、その一生懸命さに感動しました。

取材も、今宿のことが大好きな5名の方に協力いただき、取材対象者としてチーム活動に参加いただきました。「自分のことを、初めて別視点から見ることができてよかった」と温かい感想を得ることができました。

このような素敵な参加者、取材に協力してくださった方々とのやりとりをとおして、一緒に活動する運営者として、非常に誇らしく嬉しく思います。今宿は海あり、山あり、何より人あり。何よりこのアツい方たちがこれからの今宿を盛り上げてくれることでしょう。

この記事を見たあなたも、よければ一緒に今宿プロジェクトに参加し、楽しい活動をしながら、アツい仲間を作りませんか。

誰でも簡単に記事の下のコメント欄に、コメントを残すことができます。どうぞお気軽にご感想などご記入いただけると嬉しいです。

次の講座は、九州大学の学生、時川碧海さんの「写真の撮り方」です。 では、またすぐお会いしましょう。

今宿駅前の巨大な工場「三菱電機パワーデバイス製作所」の内部に迫る!

今宿駅前の巨大な工場「三菱電機パワーデバイス製作所」の内部に迫る!

写真=石田匠 文=石田匠

 今宿駅のすぐ近くにある「三菱電機パワーデバイス製作所福岡」。今宿駅を利用する際に目に入るため、存在を知っている方は多いかも知れませんが、どんな人が働いているのか、どんな製品を作っているのかはあまり知られていません。今回、三菱電機パワーデバイス製作所について総務部の冲永さんにお話を伺いました。

そもそも、何を作っている工場?

まずは単刀直入に、どんなものを作っているのか教えてください。

ここの工場で製造しているのは、”パワー半導体”というものです。パワー半導体は、身近な自動車や鉄道、家電だけでなく、産業用ロボットや太陽光発電、風力発電など様々な製品に搭載されており、この分野で三菱電機は、業界トップシェアを誇っています。そして、パワー半導体は、電力を効率良く制御する働きを行い、省エネ化に貢献しています。

パワー半導体

なるほど。私達の生活を支えてくれている、大事なデバイスを作っていたんですね。でもどういう経緯で、今宿に工場ができたのですか?

今宿に三菱電機の工場ができたのは、戦時中の1944年に遡ります。当時は探照灯(サーチライト)を製造していました。ここに工場を作った理由として、今ほど住宅地が広がっておらず広い土地が確保できたこと、また近くには大都市圏があり、働く人も確保できたことなどが挙げられます。

1944年頃の福岡工場

戦後も三菱電機福岡製作所として、電動機・電気ホイスト・電動工具などを製造してきました。従業員には、男性は設計・製造、女性は検査など役割分担のもと、今宿の方も多く働かれていたようです。そして1970年代からは、いよいよ今に繋がるICチップ(半導体デバイス)の製造を開始しました。九州はシリコンアイランドと呼ばれるほど、全土でICチップの製造がさかんですが、その皮切りとなったのが三菱電機です。

三菱と今宿のつながり

たしかに、中学校の社会科で、「九州はシリコンアイランド」と学んだのを思い出しました!従業員のみなさんと今宿地域には、現在はどんなつながりがあるのですか?

去年に引き続き今年も開催できませんでしたが、”玄菱会(げんりょうかい)”という夏祭りを、今宿の三菱グラウンドで毎年行っています。従業員が焼きそばなどの露店を出店し、地域住民の方も多く足を運んでくれます。また、長垂海岸のビーチクリーンも実施しています。

夏祭りの様子

東京、大阪にも事務所や工場を構える三菱電機ですが、福岡工場は人気の赴任先です。物価も安く、ご飯が美味しいので、私も満足しています。家族で暮らしている人は、九大学研都市や姪浜、西新から通勤している人が多いですね。

福岡工場ならではの魅力としては、どんなものがあるでしょうか?

自然が豊かなことが挙げられますね。週末は子ども連れの社員向けのイベントとして、野外活動センターでアクティビティをするイベントもありました。また、工場の中も自然の豊かさを保つ努力をしています。敷地内には旧松本川が貫いています。工場周辺の川は護岸工事が進み、かつての生態系は失われつつありますが、工場内の川は昔からの姿をそのまま保っています。メダカも泳いでいて、社会科見学に来た小学生にも見てもらっています。

工場内を流れる旧松本川

自然豊かな工場から、私達の生活に欠かせないものづくりをしていたのですね。本日はありがとうございました。

(取材後記)
 工学部出身のわたしは、技術を社会にわかりやすく伝える手助けをできれば、という思いで今回の取材を担当しました。今宿を代表する大企業の方へのインタビューは、いかがだったでしょうか?気さくにお話を聞いてくださった冲永さん、本当にありがとうございました。

参考リンク

プロジェクトME 福岡県パワーデバイス製作所編

「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 その2 記事を書くには準備が命!

すぐに書かない文章講座

2021年8月27日「今宿プロジェクト 楽しく学べるワークショップ講座」第2回は、「すぐに書かない文章講座」と題して、書くためにどんな準備が大切かを講義と実践で学びました。

講師は、福岡県糸島市のフリーライター、制作ディレクターで、一般社団法人ママトコラボ代表理事の尾崎恭子さん。

尾崎さんは、妊娠中に働き方を変えてフリーとなりました。

子育て期の女性の多様な暮らしと働き方を提案・実践する3児の母です。

文章を書くのが楽しい!好き!になるには

まず、「文章を書くのが苦手という人は多い。文章の構造を理解し、文章を書く前の下ごしらえをすれば、何を書けばいいのかハッキリして、伝えたいことが伝わり、『書くのが楽しい!好き!』になる。」から始まりました。

教えていただいたいくつかのポイントは、

・読む人が素早く理解しやすい文章の構成

・ネタを書き出し、筋が通る文章になるように組み立てる手順

・よい文章とは最後まで読んでもらえる文。そのためには、信頼性のある事実を書く、事実と意見の区別をつける、

・正確に伝えるために「文を磨く」

・言葉の力を高めるには、いろいろなメディア(本、新聞、漫画、映画)から、心に残るものを自分の中に言葉として蓄えていくことが大切。

EMOの法則で感情を揺さぶる

惹きつける見出しのコツは、EMOの法則で感情を揺さぶること。
Eは、「え~っ」という意外性

Mは、「むむむっ」と腑に落ちないモヤモヤ

Oは、「お~っ」そうだったのか!という納得感

ということで、この続きは次回の講座に続きます。

今日学んだことから各自、「今宿の人、モノ、コト、場所、暮らしなどについて紹介する記事を作成しよう」という宿題を受け取りました。

「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 その1 そこに住むひとたちが絶え間なく繋いでくれた宝物

そこに住むひとたちが絶え間なく繋いでくれた宝物

~地域の人と共に編み、子どもたちのために~

8月23日に、ライティング講座の第一弾として、(株)Local&Designの高山美佳さんをお招きし、基調講演会がオンラインで開催されました。

講演会に先駆けて、関係者による挨拶が行われました。

ライティング講座の参加者の方々に向けて、今宿自治協議会会長の吉村様からは、

「自身ではなかなか気づかない今宿の良さを、どんなに小さなことでも構わないので若い方々のチカラで発信してほしい」。

今宿プロジェクト相談役の渡辺様からは、

「昔から住む人達の経験に、若い人の発想を付け加えることで、素晴らしいものが生まれるのではと期待している」。とそれぞれお言葉をいただきました。

その後、参加者らによる簡単な自己紹介と、「今宿の好きなところ」をそれぞれ発表。(ほとんどの方から、「うみ・やま」というキーワードが自然と出てきました!)

そして、いよいよ高山さんの講演会です。

穏やかで優しい語り口調に、参加者は引き込まれます。

講演のタイトルは「子どもが誇りに思える地域ブランディング」。

タイトルにある「ブランディング」という言葉から皆さんは何を連想するでしょうか。

ブランド品なら聞いたことがあるけど。。

もしかするとほとんどの方にあまり馴染みのないワードかもしれませんし、プロの人たちだけが実践できるものという印象もあるかもしれません。

しかし、高山さんによる地域のブランディングのためのこれまでの地道で実直な様々なご活動と、ひとつひとつのプロジェクトにかける情熱が語られるにつれ、理解が深まります。

地域に埋もれている宝物。それはその時代の人々により大切に繋がれてきたもの。それを「今」と組み合わせ、地域の人と共に編んでいく。そうすることで、それがかけがえのない価値を持つものになる。それこそが地域のブランディングであること。

同時に、地域の活性化を推進するのに欠かせない戦略であり、次世代を担う子どもたちへ、地域の伝統をより渡しやすくする手段であることも学びました。

「地域には、必ず宝物がある。是非外に出て、その宝物を見つけ、地元の人たちと共に、地域を元気にしましょう!」。と、講演を締め括られました。

質疑応答セッションなどでも、より具体的な取材のアドバイスもいただきました。

印象深かったのは、人物の写真の撮り方!

高山さんが撮られた人物の写真は笑顔でいっぱい。

コツは、いきなりカメラを向けて

「笑ってください。」

と伝えるのではなく、

「横の方と見つめ合ってください!」

見つめ合ったあとに、カメラの方を向いてもらうだけで、100%みんな笑顔になっているそうです。是非試してみたいですね。

最後に、次回からのライティング講座の実践に向けて、

「ライティングとは、主観で書くのではなく、取材させていただいた方からの言葉をお預かりすることと思っています。また、印象深い言葉はメモを取らなくでも心に必ず残ります。ぜひ話し手の口調や表情も感じ取ってください。」

と貴重なメッセージをいただきました。

次回からのライティング講座実践も楽しみですね。

RKBラジオ「笑売繁盛!ウメ子食堂」に出演しました!

RKBラジオ「笑売繁盛!ウメ子食堂」に出演しました!

文=服藤悠一郎、写真=西尾幸真

こんにちは、服藤です。

2021年8月19日に、RKBラジオの「笑売繁盛!ウメ子食堂」で、私たち今宿プロジェクトが紹介されました。中継場所は今宿野外活動センターです。今回は、本ウェブサイトでライターをしている末本、横川、服藤が出演し、叶嶽神社など今宿の魅力、路線バス「なぎさ号」、そしてこのウェブサイト「今宿うみやまひと」について、お話させていただきました。

まずは、打ち合わせです。頂いた放送時間は約3分。たくさんお伝えしたいことがありましたが、リポーターの井上 瑠香(いのうえ るか)さんに一つ一つ確認して頂きながら、言葉を選びます。「なぎさ号」については、姪浜タクシーの岩本社長に確認していただきました。項目のつながりを整理して、台本が完成です。

数回練習してから、いよいよです。皆さんが終始落ち着いていらっしゃる中、初出演の私だけは声が上がってしまいながらも、あっという間に無事放送が終了しました。

緊急事態宣言が延長され、いますぐ今宿に遊びに来てください、と呼びかけられないもどかしさがありますが、当ウェブサイトは今宿の魅力を発信し続けますので、ご覧いただければと思います。

最後に中継車「スナッピー」の前で記念撮影

最後になりましたが、打ち合わせから練習まで丁寧に対応して下さった、井上さんをはじめRKBの皆さん、RKBとのご縁を下さった岩本社長、吉村自治協議会会長をはじめ、ご臨席頂いた皆さんのご協力に感謝申し上げます。

笑売繁盛!ウメ子食堂 | RKBラジオ

番組HPはこちら

【重要】開催がオンラインに変更になります(講演会およびワークショップ講座)

【重要】開催がオンラインに変更になります

8月17日に政府対策本部による、緊急事態措置の実施に伴い、福岡県でも8月20日(金)~9月12日(日)まで、緊急事態措置が実施されることが決定されました。

つきましては、下記のイベントに関しまして、全てをオンラインにて開催することをご案内いたします。

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8月23日:『子どもが誇りに思える地域ブランディング』講演会

8月23日~9月10日(全5回):『今宿プロジェクト』楽しく学べるワークショップ講座

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新型コロナウイルスの収束が見通せない状況の中、ご参加される方、ご協力いただきます方、運営スタッフの安心安全を考慮し決断いたしました。対面での開催を楽しみにしてくださっていた方には大変心苦しいですが、どうぞご理解ご協力をお願いいたします。

尚、申込をいただいている皆様には、別途いただいたメールアドレスへ詳細を連絡をいたしましたのでご確認をお願いいたします。(迷惑メールフォルダーのご確認もお願いします)。

また、講演会および講座に関しまして、若干名の空きがございますので、ご参加を希望される方は、以下のフォームよりご入力ください。

※申込締め切り:8月23日((月))

講演会単独のお申込み

楽しく学べるワークショップ講座