ブーメラン教室
〜今宿プロジェクトと今宿小学校PTAの協働企画
2022年6月4日(土)今宿小学校体育館でブーメラン教室が開催されました。
今宿プロジェクトと今宿小学校PTAの協働企画で、講師は九州大学iTOP(アイトップ)科学教室の9人の大学生でした。2部にわかれて合計50名以上の児童が参加し、地元の中学生2人もサポーターとして手伝ってくれました。


講師は九州大学iTOP科学教室のメンバー
iTOP科学教室代表の藤江勇仁さんは九州大学理学部物理学科2年生。
「かんたんで楽しみながら学べる教室をやっています。ぼくらも楽しんでやりたい」と子どもたちにあいさつし、テーブルごとに大学生が子どもたちのサポートに入りました。

ブーメランの歴史としくみを知る
「ブーメランは何のために使われていたと思う?」の問いかけに始まり、狩りの道具だった歴史を知りました。「投げてみるよ、何に気づくかな?」投げると弧を描いて手元に戻ってくる紙のブーメランに、子どもも保護者も興味津々。 ブーメランをかたむけると、上向きパワーが横向きパワーに変わり、それがブーメランが戻ってくる秘密だと知りました。


ブーメランを作成し、飛ばしてみる



それぞれの想い
体験活動を見守る保護者の方々の感想をききました。
「うちの子どもは、もともとものづくりが好きなので、このような体験があれば、遊びに行くよりはこちらを選びます」
「子どもがいきたいと言ったので参加しました。時間が合う時はこれからも連れて行ってあげたいです」
「こういう機会はあまりなかった。男の子なので興味があるかも、と親の方が乗り気でした。子どもも行ってみようかなと言ったので、参加しました。大学生と関わることはふだんないので、それもいいなと思いました」
「4年生の息子は科学クラブに入っています。将来、何になるかわからないけど、今興味をもっていることはいろいろ試したらいいのかなと思います。このようなことは、たくさんやってほしいです」

講師の大学生の感想です
「大学生になってから子どもたちとの関係が遠くなったと感じています。それで、小中学生との関わりに関心があります。今宿の地域の人とも関われる機会になりました」
「作って飛ばしてみる体験は、子どもたちが楽しんでいて、その姿を見ることができるのでいいなと思います」
うまくブーメランが戻ってきた時、「今の見た?」と自慢げに親の方をふりかえる子どもの姿がありました。 また、教えてくれた大学生と子どもが「やったね」とハイタッチする光景も見られました。
身近なところで、子どもとおとなと大学生が、学び、交流する機会となりました