【受付終了】[12/10(金)]天体観望会を実施します!

【受付終了】[12/10(金)]天体観望会を実施します!

今宿上ノ原にて、天体観望会を開催します!
今宿在住の天文愛好家と、九州大学で航空宇宙工学を専攻している学生と一緒に、遠い宇宙に思いを馳せてみませんか?

\こんな人におすすめ/
●宇宙が好きな人
●天体望遠鏡で、惑星や月を観察してみたい人
●冬の星座を見つけられるようになりたい人

開催概要

講師山口 喜久雄
石田 匠
日時12月10日(金)19:00~20:00
(天候不順の場合、11(土)に順延)
場所叶嶽神社駐車場
定員10組(1組3名まで)
料金無料
参加方法事前申込制です。ページ最下部に表示されている申し込みフォームよりお申込みください。
申し込み状況(12/10時点)定員に達したため、受付を終了しました。

申し込みフォーム:https://forms.gle/28Y8HwoTDJtBegTg6

今宿駅前の巨大な工場「三菱電機パワーデバイス製作所」の内部に迫る!

今宿駅前の巨大な工場「三菱電機パワーデバイス製作所」の内部に迫る!

写真=石田匠 文=石田匠

 今宿駅のすぐ近くにある「三菱電機パワーデバイス製作所福岡」。今宿駅を利用する際に目に入るため、存在を知っている方は多いかも知れませんが、どんな人が働いているのか、どんな製品を作っているのかはあまり知られていません。今回、三菱電機パワーデバイス製作所について総務部の冲永さんにお話を伺いました。

そもそも、何を作っている工場?

まずは単刀直入に、どんなものを作っているのか教えてください。

ここの工場で製造しているのは、”パワー半導体”というものです。パワー半導体は、身近な自動車や鉄道、家電だけでなく、産業用ロボットや太陽光発電、風力発電など様々な製品に搭載されており、この分野で三菱電機は、業界トップシェアを誇っています。そして、パワー半導体は、電力を効率良く制御する働きを行い、省エネ化に貢献しています。

パワー半導体

なるほど。私達の生活を支えてくれている、大事なデバイスを作っていたんですね。でもどういう経緯で、今宿に工場ができたのですか?

今宿に三菱電機の工場ができたのは、戦時中の1944年に遡ります。当時は探照灯(サーチライト)を製造していました。ここに工場を作った理由として、今ほど住宅地が広がっておらず広い土地が確保できたこと、また近くには大都市圏があり、働く人も確保できたことなどが挙げられます。

1944年頃の福岡工場

戦後も三菱電機福岡製作所として、電動機・電気ホイスト・電動工具などを製造してきました。従業員には、男性は設計・製造、女性は検査など役割分担のもと、今宿の方も多く働かれていたようです。そして1970年代からは、いよいよ今に繋がるICチップ(半導体デバイス)の製造を開始しました。九州はシリコンアイランドと呼ばれるほど、全土でICチップの製造がさかんですが、その皮切りとなったのが三菱電機です。

三菱と今宿のつながり

たしかに、中学校の社会科で、「九州はシリコンアイランド」と学んだのを思い出しました!従業員のみなさんと今宿地域には、現在はどんなつながりがあるのですか?

去年に引き続き今年も開催できませんでしたが、”玄菱会(げんりょうかい)”という夏祭りを、今宿の三菱グラウンドで毎年行っています。従業員が焼きそばなどの露店を出店し、地域住民の方も多く足を運んでくれます。また、長垂海岸のビーチクリーンも実施しています。

夏祭りの様子

東京、大阪にも事務所や工場を構える三菱電機ですが、福岡工場は人気の赴任先です。物価も安く、ご飯が美味しいので、私も満足しています。家族で暮らしている人は、九大学研都市や姪浜、西新から通勤している人が多いですね。

福岡工場ならではの魅力としては、どんなものがあるでしょうか?

自然が豊かなことが挙げられますね。週末は子ども連れの社員向けのイベントとして、野外活動センターでアクティビティをするイベントもありました。また、工場の中も自然の豊かさを保つ努力をしています。敷地内には旧松本川が貫いています。工場周辺の川は護岸工事が進み、かつての生態系は失われつつありますが、工場内の川は昔からの姿をそのまま保っています。メダカも泳いでいて、社会科見学に来た小学生にも見てもらっています。

工場内を流れる旧松本川

自然豊かな工場から、私達の生活に欠かせないものづくりをしていたのですね。本日はありがとうございました。

(取材後記)
 工学部出身のわたしは、技術を社会にわかりやすく伝える手助けをできれば、という思いで今回の取材を担当しました。今宿を代表する大企業の方へのインタビューは、いかがだったでしょうか?気さくにお話を聞いてくださった冲永さん、本当にありがとうございました。

参考リンク

プロジェクトME 福岡県パワーデバイス製作所編

3.11を機に、東京から福岡へ移住。今宿で目指すあたらしい”豊かさ”

3.11を機に、東京から福岡へ移住。今宿で目指すあたらしい”豊かさ”

写真・文=石田匠
写真提供=須賀大介さん、Smart Design Association

福岡移住計画代表 須賀大介さん

東京で起業した後、2011年に福岡に移住した須賀大介(すがだいすけ)さん。現在は株式会社スマートデザインアソシエーション代表取締役として、今宿の海沿いにあるシェアオフィスSALTなどを経営しています。

シェアオフィス SALT

“大震災をきっかけに、東京から福岡へ。”

須賀さんが生まれ育ったのは、茨城県水戸市。幼い頃は近所の人から食材をもらったり、地域行事に参加したりするのが当たり前の環境だったといいます。高校まで水戸市で育ちましたが、より洗練された環境を求めて大学から上京。

26歳のとき東京でIT企業を起業しました。景気の波に左右されながらも10年間かけて会社は少しずつ大きくなり、社員も40人まで増えたとき、東京での生活を一変させるできごとに襲われました。東日本大震災です。

インドでの会社の拠点づくり
東京時代のご家族

東京で追求していた豊かさとは、お金を稼ぐことでした。しかし震災でインフラが麻痺し、水も買えない状況に陥ったとき、お金があっても買えないものがたくさんあり、経済のもろさを実感しました。

大震災を契機に、それまでのお金に依存する生き方が本当に良いのだろうかと思うようになり、ずっと東京暮らしを続けていくことに疑問を抱きました。そんなとき、水戸で過ごした子ども時代のコミュニティの原体験の記憶を思い出して、「今後は地域に還元し、エネルギーをもらい、良い仕事をつくり上げていきたい」と感じるようになり、移住先を検討するなかで福岡を訪れたのが、今宿との最初の出会いでした。海の色と人のやさしさが、引っ越す決め手になったといいます。

キャンプをする須賀さん

“今宿から提案する、あたらしい生き方。”

福岡に移住してからは、遊びや趣味の時間を大事にするようになりました。お金を稼ぐために深夜までがむしゃらに働いていた東京時代とは大きな変化です。

最近は息子とキャンプをしたり、アウトドアを楽しんだりしています。高祖山に登って寝たり、渓流釣りや海釣りも楽しめたり。今宿は、足下の豊かさを感じられる地域です。

最近では、TOYOTA・近畿日本ツーリストと一緒にSALTでのワーケーションプログラムを作るなど、大企業との共創・共働も増えています。震災から10年。コロナ禍を経て、都心から地域に目を向ける流れが再び加速している今、自分の手で自然と向き合いながら働く豊かさを、改めて今宿から都市圏へ提案しています。

自然環境と寄り添いながら仕事をすると、売り上げのためではなく幸福のために働くようになり、長期的なビジョンが見えるようになりました。また、趣味や余暇を楽しむことで発想も豊かになります。この良さを、企業や移住したい人に発信していきたいです。

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