「今宿プロジェクト」楽しく学べるワークショップ講座 参加者募集

今宿プロジェクトとは:九州大学の学生、西区役所、地域住民、高校生などから構成され2018年に発足した地域活性化プロジェクトです。この活動の一環として、ライター入門講座(全5回)を開催します。

講座では、福岡市西区今宿地区の「よかとこ」を発見・発信していくことをテーマに、ライティングや、写真・映像スキルについて学びます。新しいことにチャレンジしてみたい方、地域でつながりを持ちたい方、どなたでも参加できますので、お申し込みをお待ちしております。

【ライター入門講座(全5回)開催】

日時:8月23日(月)~9月10日(金)の全5回
会場:JA福岡市今宿支店2階大会議室(福岡市西区今宿1丁目1-29)
料金:無料定員:20名※先着順
参加条件:基本的なPCスキル
持ち物:第2回~5回:ノートPC、タブレット、スマートフォンなどの入力機器    第4回:タブレット、スマートフォン、デジタルカメラなどの撮影機器
お問合せ:西区役所地域振興課(092-895-7006 月~金 9:00-17:00)

※本講座は西区役所の助成を受けています
※希望者が定員を超えた場合、5回の講座すべてに参加できる方を優先します
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、開催方法を変更する場合があります

主催:福岡市西区役所地域振興課、九州大学大学院芸術工学研究院

【スケジュール】
第1回目:8月23日(月)13:30-15:30
1)開講式
2)今宿プロジェクトの紹介
3)講演会「子どもが誇りに思える地域ブランディング」(公開講座)講師:(株) Local & Design 代表取締役 高山美佳氏
4)交流ワークショップ

※こちらの講演会は公開講座となっております。講演会のみのお申込みも可能です。詳しくは添付のチラシをご覧ください。

第2回目:8月27日(金)13:30-16:00
講座と実践「すぐに書かない文章講座」
ライター講座なのにすぐに書かない?記事を書くには準備が命!
講師:一般社団法人ママトコラボ代表理事 尾崎恭子氏

第3回目:9月3日(金)13:30-16:00
講座と実践「取材をやってみよう」
今宿に済む地域の方々をゲストに迎えます。実際にインタビューしてみよう!
講師:一般社団法人ママトコラボ理事 佐藤倫子氏

第4回目:9月6日(月)13:30-15:30 
講座と実践「写真の撮り方」
スマホやデジカメで『映える』撮影や編集のコツを学んでみよう!
講師:九州大学3年 時川碧海氏

第5回目:9月10日(金)13:30-16:00
ワークショップ「今宿のよかひと、よかとこを発信しよう!」
今までの講座で学んだことを実践!記事を書いてみましょう。
講師:一般社団法人ママトコラボ代表理事 尾崎恭子氏

講師紹介】
●高山美佳氏
(株)Local &Designer 代表取締役・地域デザイナー
久留米市在住。巨峰農家に嫁いだのをきっかけに、田主丸町を拠点に、教育や食、景観などの分野において都市と農村をつなぐプロジェクトに携わる。巨峰開植の地、田主丸の歴ウィの掘り起こし、筑後こどもキャンパス、うきは森林セラピーなど、筑後地域のデザインを数多く手掛ける。また地元の耳納山麓の自然環境を守り、文化を育てる「山苞(やまづと)の会」の活動にも取り組んでいる。

●佐藤倫子氏
一般社団法人ママトコラボ理事
非常勤講師として、大学で「ボランティア実践入門」を担当。また、子育て支援および子育て期の女性の能力発揮の場を提供すべく、糸島市を拠点に幅広く活動中。

●尾崎恭子氏
一般社団法人ママトコラボ代表理事
企業・行政からの様々な媒体で取材、執筆、デザイン制作などをてがける。子育て期の女性の多様な暮らしと働き方の提案と実践の一環としてママライター育成の従事。

【お申込み】
ライティング講座(全5回)↓
https://forms.gle/57mxx8SSKZ5XTQRM9

講演会のみ ↓
https://forms.gle/ZduU6sjqrRRPViLA6

お問合せ:西区役所地域振興課(092-895-7006 月~金 9:00-17:00)

ぶどう作りは試行錯誤の連続。「吉積ぶどう園」次期後継者の挑戦とは

ぶどう作りは試行錯誤の連続。「吉積ぶどう園」次期後継者の挑戦とは

写真=横川千夏・末本圭子・服藤悠一郎 文=横川千夏

今宿駅から南側へ向かい、202号線バイパスを越えると、今宿上ノ原地区に「吉積ぶどう園」があります。「吉積ぶどう園」では、10種類以上のぶどうを栽培し、毎年7月下旬から8月にかけて直売所で販売しています。

収穫・販売を間近に控えた7月初旬、次期後継者となる吉積文城(よしづみふみき)さんにお話を伺いました。おじいさまの代からぶどう園を営まれていたこともあり、小学生の頃からぶどう農家になることは考えていたそう。高校卒業後、農業大学校へと進学。岡山で半年ほどの修行を経て実家である吉積ぶどう園で、ぶどう農家としての生活を始めました。

ぶどう作りは試行錯誤の連続

上ノ原地区には、かつて40軒ほどのぶどう園がありましたが、今は3軒にまで減ってしまいました。ぶどうを市場に出すと価格が安定せず、後継者不足も起こってしまっているためです。そこで、吉積ぶどう園では、直売方式を導入し、6年ほど前から直売所を建てて販売しています。

ぶどう農家となり20年ほどになる吉積さんですが、ぶどう作りは毎年、試行錯誤の連続だといいます。たとえば、「皮の薄いぶどうが割れてしまうのはなぜなのか」という問題に対して、風を当てるのがいいのか、水をあげすぎないようにするのがいいのか、実験を繰り返していくといいます。

それでも、ぶどう作りを探求し続ける原動力となっているのは、お客さんの存在。「毎年来てくれるお客さんのために、1年間頑張っている」といいます。

ぶどうにかける思いと挑戦

そんな吉積さんには、ある目標があります。一つは、上ノ原地区にある耕作放棄地をワイン専用品種のぶどうを栽培する、ということです。今宿の田んぼの7割が飼料米用となっており、後継者不足もあり耕作放棄地も増えているといいます。地域のマイナス面を逆手に取り、ワイン作りという新たな挑戦を試みています。もう一つは、会社をつくり、人を育てるということ。そのために、JAの青年部や消防団とのかかわりなど、外との交流を大切にしているといいます。

今年の直売所での販売は、7月22日から開始予定(7月22~25日は先行発送受付期間。通常販売は7月29日~)。晴れの日が続き、ぶどうの糖度も上がっているそうです。この夏、今宿のぶどうを味わってみてはいかがでしょうか。

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自分が、相手が、食べて美味しいものを。筑前堀の、食との向き合い方。

自分が、相手が、食べて美味しいものを。
筑前堀の、食との向き合い方。

文 / 写真=時川碧海

ほっと息をつきたくなる、そんな筑前堀。
今宿の山の麓に、昔ながらの日本家屋、素敵なお食事処があります。

和食からフレンチまで、幅広く手がける女将、吉田紀子さんにお話をお伺いしました。

筑前堀の前で微笑む吉田さん

はじまり

 食べることが、とにかく好きだったという紀子さん。中学・高校時代もお菓子作りに励んでいたと言います。大学は文学部に進学し、食品を取り扱う会社に就職しましたが、どうしても、”完成品の活用でなくて、ゼロから自分で作りたい” という想いで退社。本格的な料理人の道を、歩み始めました。

念願の料理人への道

 常連さんだったフランス料理店の夫婦に、フランス旅への同行を提案されたのをきっかけに、フランス料理店で働くこととなります。フランス語を話すことも書くこともできない中、メニューを見て覚えるなど道中の様子から、スカウトされたそうです。3年の修行の末、お肉を焼けるようにまで上達し、取材記事ではお店の顔となりました。

好きなことだから頑張れる

 「女性料理人選手権」に出場し優勝したことで、フレンチの本場での修行ができる切符を手に入れることに成功。半年間の修行が始まりました。男性社会であったフレンチの調理場。18歳くらいの男の子たちと共に修行した頃の写真を見ると、「本当に男の子ばっかりの中頑張ってたんだね」と驚くくらい、とにかく毎日が戦場だったようです。

どこまでも続く、自分らしさの追求

 帰国後、餃子屋さんで再会した大学の先輩とのご縁で結婚。現在の筑前堀の女将となりました。そこでの自分らしい料理の提供とは、という問いからたどり着いたのが、ケータリングサービス(出張料理)です。相手を想い、好みや体調を聞きながら、日本食はもちろんのこと、フレンチやヘルシー料理など様々なリクエストに応え料理すると言います。「その先にある、相手の喜ぶ顔が見たいから」この想いから試行錯誤しつつ、行き着いた今日。ずっと取りたかったというワインソムリエの資格も取得し、人に合わせた料理の提供を行っています。

これからの挑戦

 外郎(ういろう)伝来の地である福岡で、「博多ういろう」を作り販売する挑戦をしています。もちもちとした食感は、時代に合わせて誰もが美味しいと楽しめる工夫です。

博多ういろう3種

 「私が美味しいと思う料理」というだけでなく、「お客さんと、美味しいと思える料理」の提供を、という想いで料理を提供しているというところが印象的な吉田さん。学んだ料理の型に囚われず、柔軟にお客さんを第一とした料理は、今回お話しをお伺いしてさらに魅力的に映りました。こうしたい、こうでありたいという想いを軸に、柔軟に理想を追い続けられる姿勢と行動力は、聞きながら背筋が自然と伸びました。

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