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私たちの取り組み

「今宿プロジェクト」は、大学生と今宿の地域住民を中心に、九州大学芸術工学府や行政と協力し、今宿地域の活性化を目指しています。今宿の魅力を再発見し、地域内外に発信する活動に取り組んでいます。

詳しくはこちらからご覧いただけます

「今宿プロジェクト」

2016年から九州大学大学院芸術工学研究院は、Design for SDGs in Fukuoka 2019/ Global Goals Jamのワークショップを運営しています。

2019年9月に行ったワークショップでは、今宿地域の生活の足である乗合バス「なぎさ号」の利用が年々減っている課題を取り上げ、バスに着目した地域活性化の提案を行いました。参加者は、九州大学の学生、西区役所の職員、また今宿の住民、高校生と多様な背景の方々。九州大学芸術工学府の学生と伊都キャンパス共創学部や法学部などの学生たちが中心となり、地域の多くの方々を巻き込んで「今宿Project」を立ち上げました。

本プロジェクトは長期視点で、社会実装を目指すとともに、今宿地域の魅力を多くの人に広く伝え、地域外からの利用・交流の促進に繋げます。2019年度は(点的展開)、歴史、文化、人材など地域資源の発掘2020年度は(線的展開)、バス停のサイン提案及び地域魅力を発信するウェブサイトの制作2021年度は(面的展開)、九大や地域の多くのコミュニティの体制づくりを目標としています。

海あり山あり人あり

今宿にある魅力的な自然、歴史文化、そして今宿への熱い思いを持つ人々をイメージして、九州大学法学部の横川千夏さんが「今宿うみやまひと」というキャッチコピーを考案し、九州大学芸術工学研究院の劉群さんが、それに合わせてロゴマークをデザインした。

今宿の「今」という漢字をベースに、「うみ」と「やま」、そして中央には今宿の情熱を持っ「ひと」という3つの要素を融合したロゴマークとなりました。

メンバーの紹介



張彦芳

九州大学大学院芸術工学研究院講師です。デザインの力で、多くのバックグランドや能力を持つメンバーと共に、生活の中の課題を発掘してアイデアを創出する可能性を探りたいです。若い学生中心のDesign for SDGs地域活性化の実例を作りたいです。

鶴田美和

2016年、九州大学大学院芸術工学研究院 松隈研究室にて、ゲームで楽しみながらリハビリテーションを促進する「シリアスゲームプロジェクト」のスタッフとして従事。2020年より現職であるSDGsデザインユニット コーディネーターとして活動。今宿プロジェクトにより、人口減に直面する地域での活性化へのモデルケースとなることを期待しています。

末本圭子

2013年より今宿上ノ原在住。水俣やネパールで環境調査に関わった経験から、風土に根ざした人々の暮らしに興味があります。「今宿プロジェクト」では、地域の魅力や暮らしの知恵を学びながら、地域の中と外がつながるような活動を模索中。

浜地亜紀子

1990年福岡市役所入庁。2018年4月〜西区役所企画振興課にて、西区のまちづくりに関する業務に従事。今宿プロジェクトでは、学生の高い意識と行動力、地域の方の深い地元愛に刺激を受け、ともに楽しみながら奮闘中。

西尾幸真

2017年福岡市役所入庁。2019年9月~西区企画振興課に配属。2019年9月「Design for SDGs in Fukuoka」では テーブルオーナーとしてなぎさ号の課題を提示。今宿プロジェクトでは学生や地域住民に学ぶことも多く、日々新たな学びができています。

劉群

中国山東省出身、九州大学芸術工学府修士2年生、デザインビジネスを勉強中。UI/UXデザインに興味を持ち、ITの力で社会に新しい価値を提供したいと思っている。デザインに関する情報発信や、地域共生やSDGsなど様々な課題に挑戦し続けている。

横川千夏

1999年、熊本県生まれ。九州大学法学部卒。地域と学生をつなぐまちづくりに取り組む学生団体「iTOP」所属。在学中は地域と学生の交流拠点「mulberry house」の立ち上げに携わる。「今宿プロジェクト」では、今宿の魅力を伝えるため、ライターとしても活動。

朱園

中国語の真珠が名前の由来で、「輝く真珠のような大人に なる」という親の願望が秘められた名前。その名前に相応しい人になるように、 日々努力を重ねることが人生の目標である。 ジブリが留学のきかっけで、高校卒業後に一人で日本に来て、現在は九州大学芸 術工学府の院生として、日本での 9 年目の留学生活を迎えている。

聶健威

中国江西省出身、今は九州大学芸術工学府修士一年生、専攻は画像処理である。このプロジェクトで学校で学んだウェブサイトに関する技術を活かして、人をサポートすることができるのはとても嬉しいと感じている。趣味はゲーム製作、現在ゲーム業界を目指して頑張っている。

王明古

現在、九州大学芸術工学府修士二年生。専攻は計算生物学である。暇な時はパソコンゲームをするのが好きで、いろいろなパソコン技術に熱中している。

服藤悠一郎

1999年、大阪府生まれ。九州大学法学部卒。日本中の鉄道を完乗しようと旅を続ける鉄道オタク。福岡県糸島市で、地域と学生をつなぐまちづくりに取り組む学生団体「iTOP」に所属し、西区桑原のコミュニティスペース「mulberry house」や、筑前前原のイベントスペース「深淵のカシスシャーベット」の運営を通じて、地域の人々の多様な価値観に触れる。最近は地方の交通政策に興味を持ち、関わり方を模索している。

石田匠

1998年、山口県生まれ。九州大学工学部機械航空工学科卒。在学中は福岡県糸島市で、地域と学生をつなぐまちづくりに取り組む学生団体「iTOP」所属。これまでコミュニティスペース「mulberry house」の立ち上げや、学生居酒屋「A-Ho」の運営、子ども向け科学教室の実施などに携わる。九大生が地域の魅力に気付き、多様な切り口から地域交流が実現されることをめざす。

三角秀幸

1983年福岡生まれ。「自分らしく生きる」を目標に、やりたいことをやり、どうにかこうにか生きています。子育てをきっかけに地域のコミュニティに興味をもち、地域のちいさな課題を変えていきたいと思っています。

岩本芳浩

地域住民の生活の足である、今宿姪浜線乗合バス「なぎさ号」を運行する(株)姪浜タクシーの代表取締役社長。姪浜タクシーグループでは、今後も今宿姪浜線なぎさ号と共に今宿うみやまひとの方達と協力し、地域の魅力を伝えるお手伝いをしてまいります。

疋田弥紅

2000年、長崎生まれの熊本育ち。九州大学文学部国際コース在学中。2022年春より九州大学大学院芸術工学府音響設計コースに進学予定。好奇心が旺盛すぎて手を出しすぎているが、それでも年々やりたいことが増加中。現在は、東京のマーケティング関係の会社でインターンをしたり、大学内では広報室学生スタッフとアクセシビリティ・ピア・サポート学生として活動したりしている。

尾関陽多

2022年より今宿に移住。前職は昆虫食業界。糸島の狩猟界隈で活動しており、主に福岡市内にてジビエのイベントを自主開催しております。せっかくなら自分の住む地域に貢献できる活動をと思い、今宿プロジェクトのあれこれに関わっております。

柴田真人

1964年今宿生まれ。1923年創業の柴田酒店店主。幼少期から長垂海岸で遊び回り、青年期はウィンドサーフィンで博多湾を滑る日々を過ごしておりました。これからもいろんな地域コミニティーに関わり、これまで自分が知り得た情報で人々のお役に立てればと思っております。

渡辺勝利

1945年78歳生まれ。1968年23歳から福岡支店勤務の商社マンです。商社マンのため転勤で熊本営業所、大分営業所、広島営業所開設のため転勤を重ね、一度東京本店勤務なりましたが、上海に現地法人を立ち上げのため、総経理として赴任9年間を過ごす。その後65歳で定年退職し、やっと今宿の地で活動ができるようになりました。今まで今宿のために何も出来なかったので、今宿校区に少しは役に立ちたいと思い、自治協議会活動をするようになりました。今後も「住みたくなりたい町づくり」のため努力していきます。

跡部弘美

高校で生物を教えていました。生徒が主体的になるように、「教えない授業」を目指していました。主体的に学ぶことは、楽しむことにつながります。今は教師を辞めて、生物の先生のための「生物を楽しむ学習会」を主催しています。考え続け学び続ける、学びを楽しむ子どもや大人を応援します。

大内士郎

昭和18年(1934年)生まれ。生まれも育ちも今宿。元薬剤師。郷土史家。今宿校区では「しろう会」、玄洋校区では「玄洋歴史の会」(酔芙蓉の会)で郷土史の勉強会を続けている。近隣の小学校の総合学習の講師として、座学やフィールドワークをしている。多くの人に今宿を知ってほしいという想いで、今宿うみやまひとプロジェクトの立ち上げの時期から関わる。

安平ゆう

2001年福岡県生まれ、佐賀県育ち。九州大学文学部人文学科在学中。山登りが好きです。大学入学後は糸島の山に育てられてきたと感じます。その麓の地域にも目を向けて、人と自然の関わりを学びたいです。

柴田理香

2009年より今宿在住。糸島観光の際に素通りされる、今宿をはじめとする福岡市西部の魅力を発信できたらいいなと思っています。しつもんメンタルトレーニングインストラクターとしても活動しています。PTAでの勉強会や地域の集まりなどでワークショップをやってみたいという方は、どうぞお声かけください。

吉田紀子

1973年創業 筑前堀女将。「博多ういろう商品開発、企画販売」「ケータリング、出張料理人」「日本ソムリエ協会認定ソムリエ」「出張料理教室、お菓子教室講師」「ワイン会講師」「テレビ東京 テレビチャンピオン優勝」などという、いろんな肩書きを持っております。これらを生かして地域の皆様に貢献できることがあればと、今宿にある老舗の筑前堀にて女将仕事をしながら日々模索健闘しております。

大内和絵

元西区子育て応援ネットワーク代表、福岡市西区子どもプラザ運営8年、元志免町子育て支援センター長。現在はキッズパソコン教室「スペシャルすまいる」で講師をしています。末本さんを通して今宿と出会い、地域をフィールドにした学びづくりに密かに挑戦中。             関心ごと: オルタナティブ教育、地域子育て支援、子どもの権利、子どもアドボカシー、ICT教育、アニマルライツ、動画制作

紹介ビデオ

本プロジェクトは、大学生と地域の人々が共に今宿の魅力を再認識でき、また学生と地域の方々の 絆が生まれました。より多くの人々の関心が持たれるよう、活動記録を芸術工学研究院の学生が制作しています。「今宿プロジェクト2019」の活動の映像をどうぞご覧ください。

「今宿プロジェクト2019」映像